20160927_広東省広州市

2日目の朝早く、国際列車で中国広東省広州市へ向かう。

香港から約2時間で広州東駅に到着。まず目指したのは海珠区にある小洲村だ。広州東駅から地下鉄2本とバスを乗り継ぎ、到着。

これは小洲人民礼堂という、人民公社の建物だ。中に入ると、1959年中国大躍進運動の時のスローガンがずらり。

総路線万歳。

大躍進万歳。

とにかく当時のスローガンだらけ。

外は川が流れ、路地が入り組んでぐちゃぐちゃしている。

この家、蛎殻屋といって、壁に牡蠣の殻を敷き詰めた、広東省一帯で見られた建物なのだが、現存するのは僅か3棟のみであるそうだ。

その他にも歴史的建物がちらほら。

途中、鳥籠が下がっていた。

これは人民公社小洲大隊の門である。この先には川があって休憩にもってこいの場所だ。

続いて、バスと地下鉄で越秀区の石室聖堂へ向かった。

正式名称は石室聖心大教堂、そう、教会である。平日だったため、中は見れず。

石室聖堂の周囲にある一徳路は、中国南部独特の騎楼と呼ばれる建築様式の建物が多い。下が歩道になっていて、その上に部屋がある。雨の日や暑い日は大変便利。

珍しいトロリーバスである。中国ではいまだ健在。

珠江沿いに出てきた。川沿いの一帯は歴史的建物が多い。

トロリーバスのターミナルである。

珠江にかかる橋の上から眺めた景色。

続いて、川を渡り沙面島へ。島の入口はこんな感じ。

沙面は中国成立前はイギリス・フランスなどの租界で、西洋式の建物が多い。

この教会は租界教堂と呼ばれる。

オシャレなスタバ。

最後に、陳家祠という歴史古跡へ向かった。

屋根の上の、陶器で出来た飾りが凄い。

さて、祠の中へ。

彫刻が細かい。

ここも屋根の飾りが凄い。

これ、象牙の彫刻である。もの凄く美しい。

持って帰りたいくらい綺麗な彫刻だった。

以上で広州の旅は終わり。香港へ戻った。

(終)

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